飛行機が定刻に着くのは、すごいことなのです。

夏と冬では時刻表の飛行時間が違っているのを気づいてました?



画像の説明

ご存知のように、日本の上空にはちょうどJET気流と呼ばれる西風が吹いている。

その速度は時速約200km,  新幹線並み。

その風の流れが、夏では北の方に移動して、冬はちょうど日本の真上に来る。

そのために、冬に西に向かう時、時間が多くかかってしまう。

国内線では福岡で行きと帰りの時間が変わっているのが分かりやすいし、
夏と冬では5分ほど時間を変えている。

このJET気流の位置や強さは刻々と変化している。

その位置や強さで、フライトの時間が変わり、揺れる範囲も変わってくる。

そこで、毎日の運行は、そのJET気流の予想値で水平飛行に移る高度を選択したり、
飛ぶ航路を変更する。

フライト計画書には一番燃料効率の良い高度のほかにその高度の上下のフライとデーターが
計算されていて、その日に一番揺れない、燃料効率の良いところを飛ぶようにしている。

その風が強いとどうしても時刻表通りにつかないときがある。
5分縮めようと思うと相当量の燃料を使ってしまうので、今は速度を出して、時間を稼ぐことはしていない。

時刻表の出発時間は、飛行機がスポットを離れる時間なので、そのためには、本当は5分ぐらい前に皆さんに乗っていただきたいのが、本音でしたね。

30秒でもはやく駐機場を離れる許可を管制からもらえると、早い離陸の順番がを取れるので、定時につける。

ちょっとでも遅れると、朝や夕方の混雑時では、あっという間に10分の遅れにつながる。

定時制をこんなに重要視しているのは、日本だけのような気がする。

そして、定時に出発しても、上空の風で時間が変わるし、ちょっと空港が混んでしまうと、着陸するために大きく迂回させられてしまう。

どうするか?

だから、アナウンスで謝っているのです。

これからは許してあげてくださいね。
飛行機なんだから。

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