恋も仕事も、突然終わる。

やってしまったことは仕方ないし、反省もできる。後悔することもある。
それを修正して先に進むことができる。

やらなかったことは、どうしようもなくいつまでも心に引っかかる。

人間は何が一番ストレスになるかと、言わなかったり、やらなかったり未完のことに一番ストレスを感じるらしい。



画像の説明

航空機の運航は
人間はミスをするものだという前提に立っている。

最近は、いかにそのミスを早く見つけて、チームで修正していくかという方に力が向けられている。

そのためにアサーションという考え方が使われている。

通常のアサーションは、「相手に配慮した自己主張という定義」で、

相手の立場のことも考えながら、自分の気持ちを伝えましょうという考え。
私たちは自分の考えを主張する権利がある。という意識をしっかり持つことが重要。

航空機の場合は、安全という目的のために、それから外れそうなときは、躊躇せずに声を出そうということ。

これがなかなか難しい。

だって、百戦錬磨の機長に向かって、最終進入中に、10kt(ノットと読みます。速度の単位で1ノットは1.852km、だいたい速度計で、5mmぐらいの幅の一目盛り)速度が多いと、「エアスピード」と声を出さないといけない。

また機長が間違っていそうなときに、「それ違ってますよ」

とはっきり言わないと後で大変なことになる。

これが人により結構大変なんですね。

私は、いつでもちょっとでも引っかかったら言ってね、と言ってましたが、中には「分かっとるわい、そんなこと、今修正しているの分からんのか!!」と一括する人もいます。

それでも言わなければ行けません。
だから、副操縦士の人は、めちゃくちゃストレスを抱えてしまいます。

しかし、ここで、言わなかったら、もっと大きなストレスを抱えてしまうことになってしまう。

安全のために言えなかった、やらなかったという自己卑下の感覚や、後悔、惨めさ、そのためにドンドン自信を失っていく。

一括した機長も、自分ができていないことが分かっているし、その副操縦士に認められていないことを感じて孤立感や不安感を積み重ねていき、結局もっと権威を振りかざした、攻撃的なコミュニケーションをとるようになります。

何れにしても良い人間が育たなくなってしまう。

自分の考えをしっかり相手に伝える。
上の人は言いやすい雰囲気を作ってやる。
それが人を育てる基盤。

日本人は、協調、調和というと、自分を殺すことだと勘違いしていますが、
それだといつまでも相手への理解も進まない。

自己主張することで、葛藤が生まれ、その葛藤を解決することで、相手への理解が深まり、コミュニケーションが取れる。

自己主張をしていかないと、自分の能力を確かめるチャンスも、個性を発揮する機会もなく流れのなかに埋没してしまう。

今、言っておかないと、今、やらないと、

恋も仕事も突然終わる。

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