快適のすぐ横に、過酷な世界が。

マイナス56.5°



画像の説明

1時間以上のフライトになる場合に飛ぶ高度の外気温。
だいたい地上から10km以上上空を飛んでる。

大気というのは、だいたい、36000ft,約11km上空から、大気の温度が一定になる。

地上から徐々に温度が下がってマイナス56.5°までなる。

この辺りが対流圏の境。

この高度以上は、温度は安定して、対流が起きない成層圏と呼ばれる大気層に変わります。

この成層圏は大気の温度差がないので、対流が起こっていない。

ですから、国際線なんか水平飛行中はほとんど揺れないのはこの辺りを飛んでいるから。

だいたい国内線は対流圏と成層圏の境目を飛んでいて、日本上空の。この辺りの高度
にはJET気流が走っている。
その周辺は強い渦が存在し、時々突然、大きく揺れるのはこの影響。
これは雲やその他の見える現象を伴わないので、とても怖い。

国内線の場合は油断なく、常にベルトは必須です。
マイナス56.5°
快適に過ごしている機内のすぐ横は、この温度。
気圧は1/5。
酸素量は1/4ぐらいかな。(18000ftで地上の半分)

ここで、急減圧が起こると、いっきに外と同じ条件になってしまう。

肺の中の空気は吐き出されてしまうので、水平飛行中に起こると、
だいたい、30秒ほどしか意識が持たない。

急減圧が起こると、自動的に酸素マスクが目の前に落ちてくるようになっている。
素早く口に当てて、酸素を吸うことが必要。

気圧が低くなっているので、少し難しいかもしれないが、マスクを当てていさえすれば、意識を失うことはない。

いろいろなことを当たり前のようにやっているが、30cm外は生きることができないくらい過酷な場所がある。

そう思うと、何にでも感謝できるのかな。

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