離別、分別
判断保留につながっていくこととして離別ということをしっかりと持ちましょう。
この意味は、いろんな物事をしっかりと分けましょうという意味で、toieeでは使っています。
例えば、日本でよくある話ですけども、韓国、中国は嫌いって言う人たちがいますよね。
韓国人は、中国人は、とか、さらには日本人はとか言いますけど、これは人一人ではなく、全部ひとくくりにしてしまって、ラベルをつけちゃってますね。
みなさんの中にも、韓国の人や、中国の友達がいると思います。
多分、とてもいい人たちばかりだと思います。私の知り合いの日本人でも、嫌な人とかもいます。
いい人悪い人っていうのは各個人個人の問題であって総合しても別に意味がないわけですよね。
ですから、物事に、ラベルをつけて決めつけてしまうことが、物事が見えなくなってる原因ですね。相手の話を聞く場合に、相手と自分の課題をしっかりと分けるって言う事です。特に親と子の場合は難しいですね。
子供が抱いている課題を奪わない。
親が解決しようとしないことが大切です。子供が成長するために必要な栄養素かもしれないわけでですから、自分で考えることを手助けするという姿勢です。
ポイントは、ある種の課題とか問題があったときに、どこからが自分の課題であって相手に関係ないこと、
そしてどこからが相手の問題で自分には、どこから踏み込めない場所なのか、
もし踏み込む必要があるのであれば、許可を取って、一緒に考えようという線引きをしっかりとを探すと言う意識をしてもらうことが離別感を持ちやすくなります。
特に、親子関係はこの離別感をしっかり持つことの、良いトレーニングになります。